家相学・方位学と聞いて何か迷信じみたものと思っている方が時々いらっしゃいますが、実は、それはとんでもない誤解です。
方位学・家相学とは、人が、自然環境に順応して賢く暮らすための知恵です。
いわば、人間が「快」と感じる環境を整える方法だと考えてよいでしょう。
太古の昔から、人は自然に「快」と感じる土地に集ります。
チグリス・ユーフラテス・インダス等の古代文明から、現在では各国の主要都市に至るまで一つの例外もありません。
これは、気温、水、交通、など様々な諸条件が整った場所に集るということです。
では、そんな場所に住めない人はどうでしょう?
ずっと「不快」に耐えて暮らすでしょうか?
・・そんなことは無いはずですね、
気温が低ければ服をたくさん着るでしょうし、水が無ければ井戸を掘るかもしれません
道が無ければ道路を作ってでも暮らしを便利にしていくはずです。
これと同じように、冬、寒ければ温かい家を建てる、夏暑ければ風通しのよい窓を設ける、夏の西日を避けるため窓を壁にする。
冬、北にあるお風呂が寒いので、暖房浴室に変える、暗いキッチンを朝日の当たる東側に変える・・・etc
このように、自然に抗うのではなく、自然を上手く取り入れて、人に 「快」を導くための方法。
これが「家相」「方位」だと思って下さい。
よく「鬼門」(北東・南西)は怖い方位だ、とか、祟りがあるなどの言葉だけが一人歩きして変な誤解を招いている事がありますが、その意味を知り、対処する事で認識も変わります。
時代や生活様式が変われば「家相学」も変化します。
例えば、今では当たり前の"水洗トイレ"ですが、汲み取りをしていた頃は
その腐臭が家の中に漂ったのではたまりませんから、トイレの方位や風向きは今とは比べ物にならないほど重要な問題でした。
実際、それを無視して家を造ったがために、家人が次々に病に倒れた、などはよく聞きました。
現在でもトイレの方位は重要に違いはありませんが、昔ほど切実な問題ではありません。ですから、常に時代に則した家相判断をする必要があります。
それと 、「方位・家相」は、けして万人に共通のものではありません。
「人と人」「人と物」に相性があるように、そこに住む人と家との相性は何よりも大切でしょう。
「この家に越してから、幸運が舞い込んだ」などと聞いたからと言って、次に住む自分にも幸運が舞い込むなどと勘違いしてはいけないということです。もし、相性が悪ければ、やる事なす事裏目に出ることも大いにありえます。
ですから、占いのレベルで楽しむのであればよいのですが、一般論や本から得た知識だけを頼りに大切な家族を守る「家」を建ててしまうと、後々後悔を生むことになりかねません。
どんなに人間の文明や科学が発展しようと、自然の知恵には遠く及びません。
自然の力や流れに則し、まず、自分を助ける「方位・家相」を知ることが先決です。
一生懸命努力しているのに、何故かタイミングが悪い。
何をやってもうまくいかない、何故か無駄な出費ばかり・・
風水の本を読んでその通りに部屋を模様替えしたけど・・・・という声をよく耳にしますが、そんな方は大きな勘違いをしています。
「全ての人に万能な風水などは存在しない」ことに気付いてください。
そもそも風水とは、私たちの周りを流れる「自然の気」を「風」と「水」に例えていて、「風」は地上の気の流れ、「水」は地下の気の流れを表しています。
その、目には見えない気には様々な種類や性格があり、時間や場所、その人との相性によって千差万別の影響を与えます。
あらゆるものには気や波動があります、同調するもの、共鳴するもの、打ち消しあうもの、反発するもの。
もし、あなたの周りにあるものがあなたの気や波動を打ち消すものばかりだとしたら・・
あなたは、せっかく天から授かった才能に気付く事も無く人生を終えるでしょう。
そうならない為には、まず、自分の気の流れや波動を知り、それに合わせた環境を選択することが大切です。
本で覚えた風水は気休めにしかなりません。
己を知り、環境を知る。その上で己と環境の波長を合わせる知恵が必要です。
今、あなただけの「風水」を経験してみましょう。
「自分では飽きっぽい性格じゃないと思っていますが、なぜか職場も恋愛も長続きしません。もしかしたら名前が悪いのでしょうか・・・・」
先日、こういって相談にこられた方がいました。
ところが、姓名判断をしてみても特に問題はありません。
もしやと思い、持っている印章を見せてもらったところ、小判型の所謂三文判、さらにフチの欠けたものでした。
このように、当人が気付かないうちに、運命の歯車を狂わせたり、運勢を衰えさせてしまうところに、印相の怖さがあります。
もちろん、すぐにその小判型印は処分して、本人と相性のよい印材で、愛情運と家族運を充実させた印章をお作りしました。
このお嬢さんは、転職してまもなく良縁を得て、今は、幸せな家庭生活を送っています。
「特にフチが欠けてるわけじゃないし、印相体で彫ってあるから・・」と安心していませんか?
相性の悪い印を持ち続けていると、知らない間に運勢のリズムを狂わせかねません。
何かがおかしいと感じたら、一度印相鑑定されることをおすすめします。
同じように、お墓にも墓相があります。
お墓を建てる時期、方位は特に大切な事項ですので、偏った情報で安易に行動することのないようにしてください。
生きている人の家を「陽宅」、亡くなった方の家を「陰宅」といいます。
光と影、表裏一体、などと言って陰と陽は常に関わりあっています。
たまに「家は新築したけど、お墓にはヒビが入っている 」などと聞く事がありますが、先祖のおかげで私たちが存在している事を忘れてはいけません。
陰陽のバランスを欠いていると現実世界の歪となって現れてきます。
悲しい時は悲しい顔、怒った時は怒った顔になるように、隠れた歪は形や相に表れます。
気にはなっているけど、何となく放置しているお墓のこと。
一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
その人の一生を左右する力を持つとされる名前。
軽く考えていた為、後で後悔される方も少なくありません。
名付けには、画数だけではなく、家族との相性、将来どうなってもらいたいのか、という部分が思いのほか大切になってきます。本で名付けをされるのもいいのですが、まずご両親との相性が分からなければ、決してよい名前にはなりません。人は一人では生きていけないのです。このことからも簡単に本で選んだ名前との違いは歴然で、そのご両親の思いは必ず子孫へと伝わっていくことになります。
社名についても同様で、その仕事にかける思い、願い、希望、その他全てのものが社名に込められるのは多くの実例が示しています。
”とりあえず”で付けた凶画数の会社が大発展する例は殆どありません。
一時期好調でも次第に逆風にさらされるようになります。
鑑定士にあなたの願い、希望、その他全ての要望をお伝え下さい。
数と相性の根拠を示しながら、命名及び改名(法人名・屋号の場合)のアドバイスをします。
出張鑑定のご予約は随時お受けしています。
地域や日程にもよりますが、御依頼をお受けしてから数ヶ月お待ちいただく場合もございます、ご了承下さい。
遠隔地の場合は鑑定料とは別途 交通費等、実費を頂いております。
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